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書店主等失踪事件 香港支連会市民にデモ呼びかけ

2016年01月10日

【新唐人2015年1月10日付ニュース】

 

香港当局が、銅鑼湾(どらわん)本屋役員と従業員5名の失踪事件について、中国当局に問合わせましたが、いまだに回答がありません。事件は国際ニュースとなり、支連会(香港市民支援愛国民主連合会)は、これは「一国両制度」への挑発で、香港市民にデモを起こし、政治的拉致に反対し、「一国両制度」を守るよう呼びかけています。

 

支連会主席何俊仁(か しゅんじん)氏は、香港で行方不明になった李波(りは)氏は政治的に拉致され、深圳(しんせん)で強制調査を受けている可能性が極めて高いと考えます。同氏は、今回の事件は、97年に香港で「一国両制度」を実施して以来直面した最も深刻な事態だと言います。

 

支連会主席何俊仁(かしゅんじん)氏

「今回の事件は出版と言論の自由だけでなく、香港で生活している住民が政治的拉致に遭い、中国に連行されている可能性があり、基本的な人身の安全が脅かされることを意味します」

 

支連会秘書李卓人(りたくにん)氏

「われわれが23条に反対したのは、中国当局が背信し、国家安全法を香港に持ち込むのを恐れたから、今 その法律は持ち込まれていないが事実上執行して来た。これは香港23条よりも破壊的で、『一国両制度』を守らなければならない。皆が知っているように、中国当局は法律を無視し、とどまることを知らないのだから」

 

支連会は中国当局に直ちに銅鑼湾本屋の5人を釈放するよう求め、香港市民に日曜日の抗議デモ参加を呼びかけました

 

 新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/01/08/a1245998.html (中国語)

(翻訳/小松 ナレーター/藤坂 映像編集/李)

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